真夏に焼きいもを売れますか?
真夏に「焼きいも売ってこい!」
こんなこと言われたとします。
フツー焼き芋は秋から冬です。 売りにくいですよね。
お客さんの買いたい気持ちが低いときに、あえてその商品を売らなければならないということもありますよね。
どのように訴求すればいいでしょうか。
このように感じるのは、焼きいもを単なる食べ物と見ているからだと思います。
食べ物としての焼きいもは、確かに秋でしょう。
けど、焼きいもの見方を変えてみたら、年中売れる食べ物に変身できるのです。
考え方はこうです。
まずは焼きいもの特徴やメリットを洗い出してみます。
次にその特徴やメリットから、何か商品としてのアドバンテージがないかと考えます。
そうして、焼きいもに興味を感じた人が強く反応するベネフィットは何かということを考えるのです。
そこで焼きいもの特徴を考えてみます。
焼きいもは食物繊維が豊富で、かつビタミンとミネラルも豊富に含まれています 。
このような特徴から、便秘予防に有効だという、他の食品と比較したアドバンテージが得られます。
便秘予防に有効だということは、お肌など美容効果にも有効だという、これまたアドバンテージも得られます。
美容に役立つということは、食べることに罪の意識を感じなくていいということになりますね。
これはベネフィットになりますよね。
このように、商品の特徴からアドバンテージに落とし込み、さらにそこから得られるベネフィットまで落としこんでいくのです。
例えば、スーパーの野菜売り場で焼きいもを売らなければならないなら、こんなコピーはどうでしょう。
「ダイエット中のお客さま。 この焼きいも買っていいかどうか 迷っていませんか?焼きいもは食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な美容食品なんですよ。だから、罪の意識を感じる必要はありません!焼きいも食べてお肌ツルツルお腹すっきり!はい一本どうぞ!」