日めくり3分間スピーチ

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いまさらSWOTかよ?

 

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今さらですけど、SWOT分析ってやってみたことありますか。


セールスをするとき、十把一絡げに「お客さま」とひとくくりにしても効果ないですよね。時間とコストばっかり掛かると思います。

 

なので、最も効果的に営業できるよう、取り掛かるべきところを見極めておく必要があります。そのためのツールがSWOT分析です。

 


このSWOT分析は、自社の内部と外部の強みや弱みを、営業目的に照らして、現状把握するものです。


営業目的では、誰にたいする営業か具体的にイメージしておくことが大切です。

 

そうした、自社の強み(Strength)、自社の弱点(Weakness)、外部の機会(Opportunity)、外部の脅威(Threat)を具体的に書き出すのが第一段階。

 

書き出したあとは、これらを掛け合わせて分析します。

 

SとOを掛け合わせて検討したり、WとTを掛け合わせて見直したりしてみます。

 

すると、新たな訴求の切り口が見つかったりするわけです。

 


具体的にみてみましょう。

 

例えば、ある農産物を販売しているとします。この農産物は、ライフスタイルの変化により、需要が縮小しているとします。

 

この場合、Wには生産量が少ないという要素、Oには健康ブームという要素が入ったとします。

 

そこで、これら二つを掛け合わせて検討すると、「健康食として数量限定をうたってみる」などの訴求ができないか?と考えることができるのです。

 

それらを訴求した提案をしてもいいし、LP(ウェブページ)を作ってセールスしてもいいでしょう。


コロナの時代、足でかせぐ営業はますます過去のものとなっています。なにせ、外出したり、店頭で声を出して販売するなど出来ないわけですから。

 

このような時代に、営業担当者は最も効率的な方法を使い、ピンポイントで攻めるしかありません。

 

そのピンポイントを決めるためのツールの一つが、このSWOT分析です。

 

いちど分析しておくと、上司や同僚に相談する場合も便利です。

 

攻め口を明らかにしておくことで、アドバイスを受けることができますよ。

 

また、そもそもの前提が誤っている場合など、指摘してもらうこともできるというわけです。