日めくり3分間スピーチ

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あなた押し売りしてません?

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ネットで物を買うのは、いまやフツーのこと。

 

お酒や日用品などのコモディティ商品でさえ、アマゾンでサラっと買えたりします。

 

 

ネットに限らず、モノ・サービスを買うときに、誰もが気にすること。

 

その商品が、満足できるものかどうかってことじゃないでしょうか。

 

  • 払ったお金に見合う働きをしてくれるだろうか。
  • 役に立たなくてソンしないだろうか。

 

もともと安い商品だったら、期待を裏切られても「まあいいや」で済みます。

 

けど、高額商品だったら?

 

商品の価格が高くなればそれだけ、高い理由を充分に説明してあげる必要があるのです。

 

 

買い手は、商品の価値=価格について、買う前にある程度の予備知識があります。

 

その商品を使ったことがある人のレビューを読んだかもしれません。いわば口コミですね。

 

あるいは、同じようなサービスを提供する同業者の価格を検索したのかもしれません。

 

 

では、口コミや情報がない商品の場合はどうしたらいいでしょうか。

 

あるいは、これまで市場に出たことがない、新規の商品の場合はどうすればいいでしょうか。

 

その場合は、売り手がその商品の価値を教育してあげる必要があります。

 

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教育には様々な方法があります。

 

 

歯医者さんの例でみてみます。

 

自費治療のかぶせもの、セラミックやメタルボンドを売っていきたいですよね。

 

「保険治療だと、見た目が悪いですよ」

 

この一言が響きそうな患者さんに、自費のかぶせを勧めるでしょう。

 

でも、そこで断られたらどうします?

 

それ以上、勧めることはできませんよね。

 

 

ですので、段階を追って患者さんを教育していく必要があるのです。

 

例えば、導入期の商品(フロントエンド)として、安い値段でホワイトニングをお勧めするのも、一つの方法です。

 

口元が綺麗になることで、その効果を実感してもらうのです。

 

自費治療のハードルに階段をつけて、上がりやすくしてあげるのです。

 

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お客様は、課題解決を求めて商品・サービスを購入します。

 

課題を解決するのは、商品・サービスを提供する私たちの使命です。

 

お客様の課題にきちんと向き合い、解決に向けて教育・提案して差し上げることが大切です。